
良いテキストのポイント【中学理科編】
中学生の理科は、社会と並んで「暗記科目」と呼ばれています。高校受験においても「最後の1か月で理社の成績を上げる!」と言われることもあるほど、後回しにされがちです。私立高校では入試科目にすらならないこともある理科・社会。そのため私立上位校を併願している公立上位校志望者などは英語・数学・国語の学習が中心になり、よく直前期には「あとは理社」なんていう言葉が聞かれたりします(「英数国は今までずっとやってきて成績を固めたため、あとは理社を直前でどれだけ覚えて本番どれだけ点数取れるかによって合否が決まる」という意味)。 しかし、社会も含めて理科の学習は本当後回しで良いのでしょうか?テキストを選び、理科の成績を上げられれば、直前期にはもっと得点を伸ばせるような学習ができるのではないでしょうか?今回はそんな理科の成績を上げるための、良いテキストのポイントを学参制作の編集プロダクションの目線でお届けします!!
目次
1.成績を上げるための、良いテキストのポイント(理科)①:問題演習できる部分がある! 2.成績を上げるための、良いテキストのポイント(理科)②:解説が丁寧で、多くある! 3.成績を上げるための、良いテキストのポイント(理科)③:物化生地のバランスが適切である! 4.成績を上げるための、良いテキストのポイント(理科)④:図・グラフがふんだんにある! 5.成績を上げるための、良いテキストのポイントまとめ成績を上げるための、良いテキストのポイント(理科)①:問題演習できる部分がある!

理科の成績を上げるための、良いテキストのポイントその1は、 問題演習できる部分がある ことです。 理科は、社会に比べれば必要な量は少ないものの、知識をしっかりと定着させることが大切です。よく、「理科は計算もあるから…」とも言われますが、中学生の理科において計算が必要なものは物理分野と化学分野の一部のみで、生物分野や地学分野は知識に依拠する部分が非常に大きいです。 知識の定着のためには問題演習が必須。「教科書やノートで覚えて、問題演習をして、解説を読んで、問題演習をして…」というようなサイクルによって知識は定着していきます。教科書とにらめっこして覚えられるのは短期記憶に過ぎず、短期記憶を定着させるには問題演習が必須です。 したがって理科のテキストを選ぶ際も問題演習できる部分があるものを選ぶ方が良いでしょう。エデュコンでも学参の制作を受ける際には、問題演習部分をテキストと一体化するか別にするかなどの相談を受けたりもします。
成績を上げるための、良いテキストのポイント(理科)②:解説が丁寧で、多くある!

理科の成績を上げるための、良いテキストのポイントその2は、 解説が丁寧で、多くある ことです。 その1で、知識を定着させるためには「問題演習をして、解説を読んで、問題演習をして…」というサイクルが重要であることは既にお届けしています。理科のテキストには解答のみ記載されていて、解説がないものもあります。これでは知識は定着しないので、解説が記載されているものを選ぶことが大切です。 さらに理科は特に物理分野で、数学と同じような側面を持ちます。つまり「普遍的な解法」と「応用力」の2つが必要な能力とされるのです。この時、特に物理は数学に比べて圧倒的に公式が少ないため「応用力」が問題になります。「応用力」を磨くためには問題演習と解説の手順を一つ一つ確認することが大切です。「解説を読んでも分からない…」というようになってしまう、途中式が省かれた解説が載っているようなものは選ばないようにしましょう。
成績を上げるための、良いテキストのポイント(理科)③:物化生地のバランスが適切である!

理科の成績を上げるための、良いテキストのポイントその3は、 物化生地のバランスが適切である ことです。 理科は、社会の地理・歴史・公民と同じく、物理分野・化学分野・生物分野・地学分野に分かれています。地学の天体など、一部出題頻度の低い分野・問題もありますが、基本的には四分野が分け隔てなく出題されます。ただ、一部のテキストでは執筆者の関心によってこの4つの比重が偏っている場合があります。ある特定分野の苦手意識を払拭するためであればそれも問題ないのですが、「理科全体の成績を伸ばす」という点を重視する場合は、なるべく四分野のバランスが適切なものを選びましょう。
成績を上げるための、良いテキストのポイント(理科)④:図・グラフがふんだんにある!
理科の成績を上げるための、良いテキストのポイントその4は、 図・グラフがふんだんにある ことです。 理科は、数学の関数を除けば、最もグラフが用いられる科目です。また、グラフの数値が問題になることも多いです。あるいは、自然現象を対象としている物理など、計算や公式さえあれば解けるものでも、実際の画像や図があるだけで理解が深まるものもあります。 したがって理科のテキストでは図・グラフがふんだんにあるものが成績の向上につながりやすいでしょう。問題演習をした後に図やグラフがふんだんにある解説を読むことによって、より知識が定着する上、解説で読んだグラフが出題されることもあります。図やグラフがふんだんにあるのは見栄えが良い以上に成績向上のため大切なのです。
成績を上げるための、良いテキストのポイントまとめ

いかがでしたでしょうか。理科の成績を上げるための、良いテキストのポイントをお届けしました。ポイントは全部で4つありました。 ・「問題演習できる部分がある」こと ・「解説が丁寧で、多くある」こと ・「物化生地のバランスが適切である」こと ・「図・グラフがふんだんにある」こと でした。是非これらのポイントに注目して、テキストを選んでみてください!


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