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校正と校閲の目的

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書物や印刷物、コンテンツ制作の場面でよく耳にする「校正」と「校閲」。出版社や新聞社など、公に文章を発信する企業では、昔から専門の部署を置いて「校正」「校閲」を行ってきました。 近頃ではインターネットの発展により、これを利用して文章を発信する企業も増えたため、紙媒体だけではなく、ネットコンテンツ制作においても「校正」「校閲」が注目されています

校正・校閲とはどのようなものか

「校正」とは、文章の中の誤字脱字や日本語の言い回し、原稿と校正刷を比べて相違点がないかなど、書かれている「言葉」自体の誤りを正すプロセスです。 一方の「校閲」とは、文章や原稿などに書かれた内容が事実と異なっていないか、言葉や文章の内容につき整合性が取れているか、つまり言葉が指している「意味」や「内容」を正すというプロセスです。 どちらも文章内の誤りを見つけ、それを正すプロセスであり、どちらも文章作成において欠かせません。 今回は、公に文章を発信する企業にとって不可欠な「校正」と「校閲」がどのような目的で行われているのか解説します。

校正校閲が行う目的

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校正校閲が行う目的①読者が読みやすい文章を作る

文章の作成者として何よりも一番意識すべきこと、それは「読者が読みやすい文章を作る」ということです。 誤字脱字が多かったり、文章の構成に間違いがあったりすると、読みにくい文章となり、読者に負担がかかります。その結果、最後まで読んでもらえないという可能性もあります。読者に発信したいことがあっても、読んでもらえないということになると、そもそも発信する意味をなさないということになりかねません。 どんな作成者でも文章を作る際には、間違いがないように細心の注意を払っているでしょう。しかし、人間が作成している以上、どんなに気をつけても誤字脱字は出てくるものです。これらをチェックするのが校正の最も基本的な仕事なのです。同音異義語や送り仮名、固有名詞に間違いがないかなどをチェックしていきます。 また、数字や英字、記号の半角全角などの表記のルールや文章表現などに一貫性があるかなどもチェックしていきます。文章に一貫性がないと、非常に読みにくい文章になってしまうからです。 文章の構成や文字だけでなく、内容に間違いがあるような場合、読者はその発信物、ひいては発信者を信頼することができず、読者自身でその内容の正当性を調べる手間がかかることになります。また、読者に間違った情報を与えることで、読者が不利益を被ってしまう場合もあります。何よりそのような文章ですと、読者は途中で読み進める気がなくなってしまうでしょう。 このようなことのないように、校正校閲では、誤字脱字がないかは元より、文章の構成、言葉の意味、因果関係や背景に間違いがないかなどをチェックし、訂正していきます。  校正校閲は正しい文章、説得力のある文章を作成するための最後の砦なのです。

校正校閲が行う目的②文章をブラッシュアップし、価値を高める

公に発信されている文章である以上、誤字脱字がない、文章構成や事実関係、内容に間違いがないということは読者にとっては当然のことであり、作成者としては最低限守らなくてはなりません。これは発信側の信頼に関わることだからです。 しかし、校正校閲は「ただ間違いを正す」ということに留まらず、一歩踏み込んだ成果が求められます。校正校閲を行うことで、より美しい言葉を採用し、より適切な表現に変更するのです。そうすることで、より美しく、わかりやすく、より読者に正確な情報を伝えることのできる文章にブラッシュアップされます。これも校正校閲の目的のひとつなのです。 その結果、発信者はより質の高い文章を発信することができます。文章の品質を底上げし、文章自体の価値を高めることも、校正校閲の仕事なのです。

校正校閲が行う目的③不測の損害、トラブルを避ける

万が一校正や校閲を怠り、間違った情報を開示してしまった場合には、不測のトラブルにつながる可能性があります。 例えば、印刷会社がカレンダーを作成する際に、暦の情報が間違っているにもかかわらず、これに気づかずに販売してしまった場合、販売したカレンダーを回収するという事態になれば、膨大なコストがかかってしまうことになります。 家電メーカーの商品カタログにおいて、製品の販売価格が間違っていたような場合、想定よりも安い金額で販売されてしまえば、赤字になり、損失を被ることにつながる恐れがあります。 また、製品の性能に関する記載に重大な誤りがあった場合は、カタログの修正、回収はもちろん、そのことが理由で事故が起こった場合などは、損害賠償を請求される事態にも繋がりかねません。 特に最近では、インターネットの普及で情報が拡散するスピードは早く、ちょっとした誤りを発信してしまっただけで、取り返しのつかないようなトラブル、企業の信用問題に発展することもあります。 例え誤りが小さなものであったとしても、その結果大きな損害や企業の信用失墜などの大問題に発展しかねないのです。 こういったことがないように、校正校閲をしっかりと行う必要があるのです。

校正校閲が行う目的④発信する企業の企業価値を高める

校正校閲を行う最終的な目的は、上記に挙げた目的を達成することで、その文章を発信した「企業自体の価値を高めること」にあります。 発信する文章の言葉や意味、内容に間違いがあっては、当然企業として「信用がおけない」という評価につながってしまいます。 トラブルがない、発信物を信頼できるということは企業として最低限求められることです。校正校閲を行うことで、もっと高い次元で、例えばブランドイメージを高めるような宣伝、発信物の作成や、読者に伝えたい内容、もしくは読者が必要としている内容を正確に表現することで、企業価値をより高めることができるのです。 このため、大手の出版社や新聞社、印刷会社では、校正校閲の専門部署を設置して多くの時間をかけているのです。これは一般企業においても、必要不可欠であることは同様です。しかし、なかなか自前では専門部隊を抱えられないという企業が多いのが実情でしょう。校正校閲は日本語に関する知識のみならず、業界の専門知識、法令など幅広い知識と経験が必要です。自前で校正校閲を行うとなると、人員も限られ、知識不足や経験不足で膨大な時間を費やした割には細部にまでゆきとどかないということにもなりかねません。このような場合は、校正校閲を専門に行っている業者を利用し、専門知識を持ったプロフェッショナルに任せてしまえば安心です。 学習参考書や教材は通常の出版物と異なり、「問題が成立しているか」や「学習指導要領から逸脱していないか」など特殊な「内容校正」を行う必要があります。エデュコンは教育事業に特化したコンサルティング会社ですので、教育業界に明るく経験豊富な専門スタッフが責任を持って校正を担当させていただきます。

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