コラム
良いテキストのポイント【中学国語編】
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国語は、中学生にとって自分だけで学習することが難しい教科ではないでしょうか?また成績もなかなか安定しにくく、ムラがあるという方も多いかと思われます。 国語は「最後に成績が上がる教科」とも言われます。つまり、国語の成績が上がったときは他の教科の成績が上がったときであると言われるのです。 「そんなこと言われたって…じゃあ他の教科だけ勉強していればいいの??」 「せっかくテキストでも買って国語の対策をちょっとでもしようと思ってたのに…」 いえ、もちろん国語の成績を上げるため、テキストを使用するのは間違ったことではありません!!! 「じゃあどんなテキストを選べばいいの??」という皆さん!安心してください。国語のテキストのポイントを学参の編集プロダクション目線で3点お届けします。
成績を上げるための、良いテキストのポイント(国語)①:読解法が示されている
成績を上げるための、国語の良いテキストのポイントその1は、 読解法が示されている ことです! 皆さんは国語の成績を上げるためにどんなことをすればいいと思いますか?また、自分がどんな状態になれば国語の成績は上がると思いますか?? 「本をひたすら読む」だとか、「文章問題を解きまくる」だとか、答えが返ってくるかもしれません。これらは間違いとは言い切れませんが、近道ではないです。 国語の成績が高い人は自分なりの読解法を持っています。もちろん先生に教わった読解法を活用している人も、あるいはまったく無意識のうちに文章を読み問題を解く方法が確立されている人もいます。普段ほとんど勉強していないのにテストで高得点を取る人がいるのも、国語だけだと思いますが、そんな人は無意識のうちに読解法が確立されているのです。 今成績の振るわない方が成績を伸ばすためには、まずこの読解法を確立する必要があります!学校や塾の先生の読解法を聞いてみるのももちろん良いですが、せっかくテキストを買うならば、読解法が示されているテキストを買い、解説の時に参照しましょう。 国語は先生によって教え方が千差万別ですので、学校や塾の先生の読解法が合わない場合もありますし、テキストの示す読解法が合わない場合もあるでしょう。しかしながらはじめから「合わない」と切り捨てるのではなく、読解法の選択肢を多く持ち、参照していれば、問題を解いていくうちに自分の読解法が確立します。だからこそ、読解法の示されているテキストを選ぶことが大切です。
成績を上げるための、良いテキストのポイント(国語)➁:古文単語・文法が示されている
成績を上げるための、国語の良いテキストのポイントその2は、 古文単語・文法が示されている ことです! 中学生の国語は現代文だけではありません。古典(古文・漢文)が登場するのも、中学生国語の特徴ですし、何より高校受験でも出題される学校もあります。特に公立高校や私立上位校ではよく出題されます。中学生で初めて学んでから時間の経った大学受験ならともかく、初めて学んでから時間の経っていない高校受験では、なかなか苦労させられます。 出題の少ない漢文はともかく、古文については単語と文法を押さえることが大切です。テキストで国語を鍛えるのならば、是非古典も鍛えましょう!古文単語や文法が示されているテキストで演習を重ねることで、古典の成績を上げることができます。そして古典は単語・文法さえ押さえておけば、現代文のような複雑な文構造や言い回しはかなり少ないため、得点の高位安定も期待できるのです!!! したがって、古文単語・文法が示されているテキストは良いテキストと言って良いでしょう。
成績を上げるための、良いテキストのポイント(国語)③:文章が多く記載されている
成績を上げるための、国語の良いテキストのポイントその3は、 文章が多く記載されている ことです! これは当たり前と言ってもいいかもしれませんが、国語の読解法を確立して成績を上げようとすれば、文章問題を解く必要があります。国語は「同じ問題を何度も解く」というよりも、「いろんな問題を解いて読解法を確立する」という方が大切で、結果に結びつきやすいです。そのため文章が多く記載されているテキストであれば、様々な問題を解くことができるのです。 もちろんいろんな問題を解いて、読解法に悩んでしまった場合は、問題を解くまでしなくとも、以前読んだ文章をもう一度、読解法に則して読むこともできます。文章が多く記載されていれば、このように読解法を確認できる問題の数や種類も豊富になるのです。
成績を上げるための、良いテキストのポイント(国語)まとめ
いかがでしたでしょうか??今回は国語の成績を上げるための、良いテキストのポイントをお届けしました。ポイントは全部で3つありました。 ・「読解法が示されている」こと ・「古文単語・文法が示されている」こと ・「文章が多く記載されている」こと です。国語の勉強は、英単語を覚えたり歴史の出来事を覚えたりするのに比べて、すぐに結果が出るものではないため、途中で嫌になり投げ出したくなることもあるかと思います。しかしながら、たゆまぬ努力だけが実を結びます。是非、ポイントに着目してテキストを選び、成績を上げてください!!!
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