エデュコンは東京・永田町の学習教材(コンテンツ)制作&教育コンサルティングの会社です。

適性検査型の教材とは

エデュコンでは中学受験などで見られる適性検査型の教材制作を行なっています。そもそも適性検査の教材とはどういった力を求められていて、どういった学習をしていけばいいのかをご紹介いたします。

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公立中高一貫校の受検には、「適性検査」があります。この検査は簡単に言うと筆記テストですが、その内容は多くの人が筆記テストと聞いて思い描く、私立中学受験のような教科別の試験ではなく、教科を超えた総合的なテストです。つまり、身近な環境問題を考えながら計算をしたり、身近な生活の中でおきる事柄について理科実験をしたりする問題などが取り上げられます。また、多くの学校の受検で作文が課せられます。全体を通じ、「なぜ、そう思うのかあなたの考えを書きなさい」というような、答えが1つに決まらない「考える力」を問う問題が主な出題傾向として見られます。もう一つ大きな特徴としては、これらのすべての問題が「学習指導要領の範囲内」からの出題に限定されている、ということです。小学生が学習している範囲で、それ以上の課題を理解させ解かせ、「考える力や、表現力をみる」というのが適性検査です。ここでは、適性検査を突破していくために必要な力とそれを身につけるために必要な教材についてご紹介します。

1.教科書の内容を把握する

適性検査の対策として最も重要なのは教科書の内容を完璧に把握することです。適性検査で出題される課題は、あくまでも小学生の学習内容を把握しているということを前提に作られています。適性検査では、課題文が長くそれを読み解いていくことができれば、解けると考えている方もいますが、課題文の中で説明されるものは、学習範囲を超えてしまっている事柄と問題を解くために必要な事柄だけであり、「学習しているはず」の事柄については改めて説明されることはありません。ですから、教科書で学習する内容は確実に把握する必要があるのです。

・教科書に内容を把握するために必要な教材とは?

小学校での授業は、決められた時間の中で決められたことを確実にこなしていかなければならないため、全ての子供が理解するまで一つの単元にとどまって授業を行っていくことはできません。また、同様の理由で、過去の単元に立ち返り復習を行う機会はほとんど設けられません。さらに、どれだけ優秀な子供であっても、一度授業で学習したものを復習なしにいつまでも覚えておくことは難しいことです。ですから、反復学習のできる教材というものが必要になってきます。5年生までは該当学年の学習を繰り返し、定着度を高めることのできる教材、6年生では前期で全学年の学習を総合的に復習できる教材を利用し、受検まで、新鮮な記憶として全ての単元を把握させておけることが大切です。

2.身の回りのできごとに興味を持つ

適性検査では、身近な話題から問題に発展する出題が多くあります。ですから、日ごろから、ごみのリサイクルや地球温暖化、少子高齢化など、身近な社会問題に興味を持ち、自分の意見をまとめておくことが大切です。そうすることで、多くの問題に対して問を確認しながら落ち着いて解答を作っていくことができます。

・身の回りのできごとに興味を持つために必要なことは?

身のまわりのできごとに興味を持つには、新聞やテレビのニュースを見てメモを取ったり、その問題について家族で話し合ったりすることが効果的です。しかし、一般向けのニュースの多くは、適性検査との絡みが多くありません。ですから、子供向けの新聞であったり、時事ニュース問題の教材であったりを子供にあたえ、興味を刺激していくことが重要です。さらに、教材を与えるだけではなく、保護者、先生などもその内容を把握し子供に対して話題を振り、より一層の刺激を与えると効果的です。

3.作文力を身につける

適性検査を行う学校の入試では、ほぼすべての学校で作文が出題されます。またこの作文の特徴は、小学校の授業で書くような感想文ではなく、小論文のような意見文を求められるという点です。これは、適性検査の本質である「考える力や、表現力をみる」という部分によっているからです。適性検査の作文は、基本的に課題文を読みそれに対する自身の意見を300~600字程度で書かせるという形が多いです。 この作文を書くには多くの能力が必要です。まず、課題文も大人が読んでも難しい文章での出題をする学校が多く、その文章を読み理解する読解力が求められます。次に、基本ではありますが、正しい原稿用紙の使い方が求められます。学校によっては細かく減点要素がわかれている学校もありますから、無駄な減点を避けるためにも正しく原稿用紙を使えるようにしておくことは必須です。次に必要となるのが、表現力です。表現力といっても、特殊な比喩表現などを求められているわけではありません。ここでいう表現力とは、確実に自分の伝えたいことを理解させる文章校正のことです。限られた字数の中で、求められたことを確実に表現する力が重要なのです。

・作文力を身につけるために必要な教材とは?

作文に必要な読解力・正しい原稿用紙の使い方・表現力を身につけるには、それぞれどのような準備が必要なのか紹介します。 まず、読解力を身につけるために必要教材とは、とにかく本文を読み要約させることができる教材です。適性検査の多く作文課題には、「文章をふまえて~」といった形で本文の要約を求めるものが多くあります。日ごろから、読解→要約の習慣をつけておくことで、どんな文章でも全体のポイントを探しながら文章を読む癖をつけることができます。 次に、正しい原稿用紙の使い方を身につけるためと表現力を養うために必要な教材は、実践的な作文課題です。正しい原稿用紙の使い方はまず学ぶことが重要ですが、細かい文法表現などすべて学習してからというのは効率が悪すぎます。子供が普通に書いてみて正しいものはそのまま、まちがっているものを大人が訂正していく。これを繰り返すことで、正しい原稿用紙の使い方を身につけさせるのが最短の方法です。表現力に関しては、問題の中で何を聞かれていてどのように答えていくのが最も伝わりやすいかを身をもって感じていくことが、限られた字数の中で読者に伝わる文章を書く最も有効な手段です。ここにも、大人の力が大きく起因してきますが、実際に子供が書いた文章を目の前にして、「この書き方だと初見でこの文章を読んだ人には伝わりにくい。こういう流れに変えてみては?こういう表現に変えてみては?」とアドバイスを与えていくことが必要です。それらは、やはり、実際の作文課題を様々なパターンで繰り返して行くことでしか進めることができません。

4.過去問演習

実際の適性検査では、「時間配分」が重要です。適性検査の問題は、問題量が多く、大人が解いても時間がかかってしまい時間内に最後まで解ききることが難しいものもあります。限られた時間の中で、どの問題は解ききらなくてはいけないか、最悪この問題は捨ててもいいかなどの取捨選択の判断力を養う必要があります。また、適性検査は、一問一答の問題とは違い、同じテーマの問題であっても多様に出題のパターンが存在します。ですから、全国の適性検査を経験しておくことで、あらゆる出題パターンを把握しておくということが重要にもなってきます。そのため、なるべく早いタイミングで基礎を完成させ、適性検査への対応力を養うために過去問に取り組むことが必要です。

・過去問演習に必要な教材とは?

実際に子供たちが過去問を解くうえで最も必要になるのは、解説です。過去問を解くということだけに注力するのであれば、それぞれの学校のホームページにアクセスすれば、多くの学校の過去問を手に入れることができます。しかし、その多くが解答の模範解答のみで解説はありません。適性検査の対応力を身につけていくには、解けた問題解けなかった問題に関わりなく、その問題を解くにはどのような手順を踏んで行けば解けるのか、ということを知る必要があります。そのためには、やたらめったらに過去問を解き、終わるのではなく、しっかりと解説を読み復習できるような、解説の充実した過去問集の準備が必要になります。