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網点(あみてん)
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網点(あみてん)
網点(あみてん)は、印刷技術において画像やテキストを再現するために使用される微細な点のことを指します。網点は、特にオフセット印刷などのプロセスで重要な役割を果たします。この技術により、写真やイラストなどの多様なトーンを持つ画像を印刷することが可能になります。
【網点の基本概念】
網点は、印刷面に多数の小さな点を配置することで画像を形成します。これにより、色の濃淡を表現することができます。網点の大きさや密度を変えることで、明るい部分と暗い部分を再現します。明るい部分では小さな網点がまばらに配置され、暗い部分では大きな網点が密集して配置されます。
【ハーフトーン技術】
ハーフトーン技術とは、網点を用いて連続したトーンを表現する技術です。この技術は、写真やイラストなどの画像を印刷物に再現する際に広く使用されます。画像を細かい網点の集合体として分割し、それを基に印刷します。結果として、人間の目には連続したトーンとして認識される画像が得られます。
【網点の特性】
解像度: 網点のサイズや密度は、印刷の解像度(dpi:dots per inch)に影響します。高い解像度では、より細かい網点が使用され、より詳細な画像が得られます。
網点角度: カラー印刷では、通常シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック(CMYK)の4色を組み合わせて色を再現するため、異なる色の網点が特定の角度で配置されます。これにより、モアレと呼ばれる干渉パターンを防ぎます。一般的な網点角度は、シアン:15度、マゼンタ:45度、イエロー:90度、ブラック:75度です。
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