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「中綴じ」と「無線綴じ」の違い
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「中綴じ」と「無線綴じ」の違い
「中綴じ」と「無線綴じ」は、印刷物を製本する際の代表的な綴じ方です。それぞれの特徴と違いについて解説します。
●中綴じ
・構造: 中綴じは、紙を二つ折りにして中央をホチキスの針で留める方法です。このため、見開きがスムーズで、ページを完全に開くことができます。
・ページ数: 一般的に16~64ページ程度の印刷物に適しています。ページ数が多くなると、中央部分が盛り上がり、平らに開きにくくなるため、適していません。
・コスト: 製本コストが比較的低く、少部数から対応可能です。簡単な工程で製本できるため、短納期での対応も可能です。
中綴じの適用例:
・パンフレット
・カタログ
・冊子
・雑誌
●無線綴じ
・構造: 無線綴じは、複数のページを束ねて背に糊をつけ、表紙と接着する方法です。糊で固めるため、背の部分が平らになり、書籍のような仕上がりになります。
・ページ数: 数百ページに及ぶ厚みのある印刷物に適しています。ページ数が少ないと、綴じが弱くなるため、少部数には向きません。
・コスト: 製本コストは中綴じより高くなりますが、高級感のある仕上がりが得られます。大部数になると、単価が下がり、コスト効率が良くなります。
無線綴じの適用例
・書籍
・カタログ
・マニュアル
・レポート
【比較まとめ】
中綴じと無線綴じは、それぞれの特性に応じて使い分けることが重要です。印刷物の用途やページ数、予算に応じて適切な製本方法を選択することで、最適な仕上がりが得られます。
構造と仕上がり:
中綴じはホチキスで中央を留めるため、軽量でコンパクトな仕上がりになります。ページを完全に開けるため、読みやすさが特徴です。
無線綴じは背を糊で固めるため、書籍のような平らな背になります。高級感があり、多ページに適しています。
ページ数:
中綴じは少ないページ数に適し、16~64ページ程度が一般的です。
無線綴じは多くのページを綴じることができ、数百ページまで対応可能です。
コスト:
中綴じは製本コストが低く、少部数や短納期に適しています。
無線綴じは製本コストが高くなるものの、大部数でのコスト効率が良く、高品質な仕上がりが得られます。
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