デジタル教材の制作フロー
Webアプリ・eラーニング・インタラクティブ教材の開発フローを、学習設計から公開・運用サポートまで各工程ごとに解説します。
制作の流れ
ヒアリング・要件定義
教材の目的・対象者・学習範囲・必要な機能・LMS連携の有無・スケジュールをヒアリングします。技術的な制約や既存システムとの連携要件も整理します。
既存システムの仕様書やAPI情報を事前にご共有いただくと、要件定義がスムーズに進みます。
- 既存システムの仕様書
- LMS情報(連携の場合)
- 対象者・学習範囲の資料
学習設計・カリキュラム設計
教育工学に基づいた学習目標の設定、カリキュラムの構成設計を行います。問題形式・フィードバック方法・進捗管理の仕組みを設計します。
学習目標を明確にしておくと、問題形式やフィードバック設計の精度が上がります。
- 学習目標・到達基準
- 既存カリキュラム(あれば)
UI/UXデザイン
ワイヤーフレーム作成、画面遷移設計、ビジュアルデザインを行います。学習者が直感的に操作できるインターフェースを設計し、プロトタイプで動作を確認いただけます。
参考にしたいアプリやサイトがあればURLを共有いただくと、デザインの方向性を合わせやすくなります。
- ブランドカラー・CI
- 参考サイト・アプリURL
- ターゲットデバイス情報
コンテンツ制作
問題・解説テキスト、画像素材、音声・動画素材を制作します。教科専門スタッフが学習効果の高いコンテンツを作成します。開発と並行して進めます。
開発と並行して進めるため、コンテンツの仕様を早めに固めると全体納期を短縮できます。
- 問題・解説の素案
- 画像・動画素材(あれば)
開発・実装
フロントエンド・バックエンドの開発を行います。SCORM/xAPI対応、LMS連携、ユーザー認証、進捗管理、成績分析機能などを実装します。
MVP(最小限の機能)から段階的に開発すると、リスクとコストを最適化できます。
- テストアカウント情報
- LMS接続情報(連携の場合)
テスト・品質検証
機能テスト、ユーザビリティテスト、マルチデバイス検証、セキュリティテスト、負荷テストを実施します。お客様にもテスト環境でご確認いただきます。
テスト環境での確認は早めにフィードバックいただくと、修正対応がスムーズです。
- テストシナリオ(あれば)
- 検証用端末・ブラウザ情報
公開・導入支援
本番環境へのデプロイ、初期データの投入、管理者向けマニュアルの作成、操作説明会の実施を行います。スムーズな導入をサポートします。
管理者への操作説明会は複数回に分けて実施すると定着率が上がります。
- 本番環境のサーバー情報
- 管理者アカウント情報
運用・保守サポート
公開後の不具合対応、コンテンツ更新、サーバー監視、アクセス解析を行います。学習データの分析に基づいた教材改善のご提案もいたします。
学習データの分析結果をもとに定期的に改善することで、教材の効果を高められます。
- 問い合わせ窓口の体制
- コンテンツ更新の頻度・方針
スムーズに進めるポイント
- ✓ MVP(最小限の機能)から段階的に開発することでリスクとコストを最適化できます
- ✓ 既存LMSやプラットフォームを活用することで開発コストを抑えられます
- ✓ 要件定義の精度が高いほど手戻りが少なく、効率的に開発が進みます
- ✓ コンテンツ制作と開発を並行して進めることで全体の期間を短縮できます
よくある質問
デジタル教材の開発期間はどのくらいですか?
規模により大きく異なりますが、シンプルなドリル教材で約2ヶ月、本格的なWebアプリ型で約4〜5ヶ月が目安です。MVP方式で段階的にリリースすることも可能です。
スマートフォンにも対応できますか?
はい、レスポンシブ対応(PC・タブレット・スマートフォン共通)を基本仕様としています。ネイティブアプリの開発が必要な場合は別途ご相談ください。
既存のLMSと連携できますか?
はい、SCORM 1.2/2004、xAPI(Tin Can API)に対応したコンテンツを制作できます。お使いのLMSの情報をお知らせいただければ、最適な連携方法をご提案します。
リリース後のコンテンツ追加は自分たちでできますか?
はい、CMS(コンテンツ管理システム)を組み込むことで、管理者が問題やコンテンツを追加・編集できる仕組みを構築できます。操作説明会も実施します。






