入試問題の制作フロー
入試問題・模擬試験・実力テストの問題設計から作問・第三者検証・組版・セキュリティ管理までの制作フローを詳しく解説します。
制作の流れ
ヒアリング・出題設計
試験の目的・対象学年・出題範囲・教科・難易度・配点・試験時間をヒアリングします。過去の試験データがあれば分析し、出題方針を策定します。
過去の試験データや出題傾向の資料があると、設計精度が大幅に向上します。
- 過去の試験問題(あれば)
- 出題範囲・教科の指定
- 試験時間・配点の方針
問題作成
教科専門スタッフによるオリジナル問題の作成を行います。出題範囲・難易度に基づき、良問を作成します。選択式・記述式・論述式に対応します。
難易度のバランスについて事前に方針を共有いただくと、修正回数を減らせます。
- 難易度の基準・目標平均点
- 出題形式の希望(選択式/記述式等)
解答・解説作成
模範解答の作成と詳細な解説文の執筆を行います。配点・採点基準の策定、部分点の基準設定も行います。
部分点の基準は作問段階で設定しておくと、解説作成がスムーズに進みます。
- 採点方針(部分点の有無等)
- 解説の詳しさの希望
第三者検証(1回目)
作問者とは異なる教科専門スタッフが問題の内容検証を行います。事実誤認・解答ミス・出題範囲の逸脱・難易度の偏りがないか確認します。
第三者検証は品質担保の最重要工程です。十分なリードタイムの確保をお勧めします。
- 検証時の重点チェック項目
修正・第三者検証(2回目)
1回目の検証結果を反映して修正し、再度別の視点から検証を行います。これにより出題ミスのリスクを最小限に抑えます。
検証回数を増やすことで出題ミスのリスクをさらに低減できます。
組版・DTP
試験問題の紙面レイアウトを制作します。問題用紙・解答用紙・マークシートの制作に対応。判読性を最優先にしたデザインを行います。
マークシート対応の場合は、読取機の仕様を事前にお知らせいただくと設計がスムーズです。
- 用紙サイズ・仕様
- マークシート読取機の仕様(あれば)
最終校正・校了
組版データの最終校正を行います。レイアウト崩れ・誤植・図版の確認を行い、お客様に校了確認をいただきます。
校了後の修正は原則対応が難しいため、最終確認は十分にお時間をとってください。
- 校了確認の承認フロー
データ納品・セキュリティ管理
印刷入稿データを厳重なセキュリティ管理のもと納品します。アクセス制限付きサーバーでのデータ受け渡し、NDA遵守の徹底を行います。
データ受け渡し方法は事前に取り決め、セキュリティ要件を明確にしておくことが重要です。
- NDA(秘密保持契約)
- データ受け渡し方法の指定
スムーズに進めるポイント
- ✓ 十分なリードタイム(3ヶ月以上推奨)を確保することで品質が向上します
- ✓ 過去の出題データや傾向分析があると、問題設計がスムーズに進みます
- ✓ 継続的にご依頼いただくことで、出題傾向への理解が深まり品質が向上します
- ✓ 第三者検証は品質担保の最重要工程です。検証回数は品質に直結します
よくある質問
入試問題の制作期間はどのくらいですか?
1教科で約1〜2ヶ月が目安です。5教科セットの場合は約2〜3ヶ月かかります。第三者検証の回数やセキュリティ要件によっても変動しますので、早めのご相談をお勧めします。
機密管理体制はどうなっていますか?
限られた担当者のみのアクセス制限、施錠管理された作業環境、NDA(秘密保持契約)の締結、セキュアなデータ受け渡し環境など、厳格な情報管理体制を整えています。
特定教科だけの依頼も可能ですか?
はい、1教科からのご依頼も承ります。数学・理科の図版が多い教科、英語のリスニング問題など、教科特有の要件にも個別に対応いたします。
模擬試験の採点処理も対応可能ですか?
はい、マークシート読取・採点処理・成績表作成・分析レポートの作成まで一括対応が可能です。大量受験者の処理にも対応しています。






