中学受験における適性検査型入試の作成

県立中学校の問題に寄せて入試問題の制作を行いました。そのなかで、受験者の学力分布を意識して、基礎学力と思考力・表現力を見ることができる問題数・バランスを想定して制作しました。適性検査などの思考力を測る記述問題などでは、考え方や資料の出し方にもさまざまなパターンがありますので、学校様の希望のイメージと過去の県立中入試どちらにも寄せての制作を行なっています。

学校内でのリソースと専門の担当者がいなかったので、学校の制作担当者が外部に委託したいと考えているところをご相談いただきました。
入試の品質を上げながらも内部での費用と近い金額になるように費用を抑えられないかというご相談だったので、制作範囲や工数の調整を相談しながら費用面を抑えています。

入試問題分析を念入りに行い、問題傾向だけでなく、視覚的に問題が似ているように見えることを最優先で制作しました。記述問題量や資料の量を県立入試問題に合わせつつ、難易度の調整に時間をかけています。
記述問題や思考力を求める問題の場合、クライアント様と問題イメージがずれてしまうことがあるので、クライアント様による問題チェックと問題修正の期間を長めに設定し、かつ学校様の負担を減らせるように打ち合わせを重ね、満足していただける問題を制作できるように進めました。

念入りな打ち合わせと台割作成を行うことで、適性検査だけでなく、国語や算数の教科別入試問題の制作もご相談をいただきました。各科目担当の先生方にご満足のいただける問題を提供いたしました。