テキスト教材の制作フロー
問題集・テキスト・ドリルなど紙教材の制作フローを、企画から印刷用データ納品まで各工程ごとに詳しく解説します。
制作の流れ
ヒアリング・要件整理
教材の目的・対象学年・教科・ページ数・判型・カラーモード・納期・ご予算など、制作に必要な情報を丁寧にヒアリングします。既存教材の改訂の場合は、変更箇所の洗い出しも行います。
過去の教材や参考資料があれば事前にご共有いただくと、ヒアリングがスムーズに進みます。
- 学習指導要領・シラバス
- 既存教材(改訂の場合)
- 対象学年・レベル情報
企画・構成設計
カリキュラムに沿った単元構成、ページ割り、問題構成を設計します。学習目標に基づいた教材構成をご提案し、お客様と合意形成を行います。
過去の教材があれば構成を流用でき、企画工数を大幅に削減できます。
- カリキュラム・学習目標
- 競合教材・参考教材
原稿執筆・編集
教科専門のライターが問題文・解説文を執筆します。お客様からご支給いただいた原稿の編集・リライトにも対応。表記統一・難易度調整も行います。
箇条書きでも構いませんので素案をご用意いただくと、執筆工数を抑えられます。
- 参考資料・出典元
- 原稿素案(あれば)
- 表記ルール・用語集
組版・DTPデザイン
InDesignを使用して教材のページレイアウトを制作します。フォーマットの設計・テキストの流し込み・図版配置・デザイン調整を行います。
既存テンプレートの流用や判型の統一で、レイアウト工数を効率化できます。
- 判型・カラーモードの指定
- 既存テンプレート(あれば)
図版・イラスト制作
数学の図形・理科の実験図・地図・フローチャートなど教科特有の図版や、学習用イラストを制作します。組版と並行して進めます。
手描きラフや参考画像をご用意いただくと、修正回数が減りスムーズに進みます。
- 図版のラフ・参考画像
- 色指定・テイストの希望
校正・校閲(2〜3回)
誤字脱字チェック、事実確認、解答の検算、表記統一を行います。お客様にも校正確認をいただき、フィードバックを反映します。通常2〜3回の校正サイクルを経て品質を確保します。
初校前に社内チェックを入れていただくと、校正回数を減らせます。
- 校正基準・チェック観点
- 正誤判定用の参考資料
印刷用データ納品
印刷入稿用の完全データ(PDF/X-4等)を作成します。色校正への対応や印刷会社との技術的なやり取りも代行します。デジタル納品(PDF)にも対応します。
印刷仕様(用紙・加工)を早めに確定いただくと、データ修正の手戻りを防げます。
- 印刷仕様書
- 印刷会社の入稿規定
スムーズに進めるポイント
- ✓ 校正確認のレスポンスが早いほど全体の納期を短縮できます
- ✓ 原稿をご支給いただく場合は企画〜原稿工程を省略でき、短納期化が可能です
- ✓ 既存テンプレートの流用により組版工程の効率化が可能です
- ✓ 図版が多い教科(数学・理科等)は図版制作の工数が追加されます
よくある質問
テキスト教材の制作期間はどのくらいですか?
ページ数や教科により異なりますが、50ページ程度のテキストで約1ヶ月、200ページ以上の問題集で約3ヶ月が目安です。原稿の状態によっても変わりますので、ヒアリング時に詳しくお伝えします。
原稿がなくても制作可能ですか?
はい、企画・構成の段階から原稿執筆まで一貫して対応いたします。教科専門のライターが在籍しておりますので、お気軽にご相談ください。
校正は何回まで対応してもらえますか?
通常は2〜3回の校正サイクルを基本としています。大幅な修正が発生する場合は、追加の校正回数や費用についてご相談させていただきます。
途中で仕様変更は可能ですか?
はい、可能です。ただし、変更の時期や内容によっては追加費用や納期への影響が生じる場合があります。早めにご相談いただくことで、影響を最小限に抑えられます。






