デジタル教材の発注方法
映像授業、eラーニング、デジタル教科書、CBT、学習アプリ——。「デジタル教材」は形式もさまざまで、発注のしかたも紙の教材とは大きく異なります。
このページは、デジタル教材を初めて発注する方のための入口です。種類の選び方から要件整理・費用・制作会社の選び方まで、6つの章で体系的に解説します。
デジタル教材の発注は
「決めること」から始まる
デジタル教材の発注は、
「何を作るか」より先に「どんな環境で・誰が・どう使うか」を決める。要件を固めるほど、スムーズに・安く仕上がります
同じ「英語の教材」でも、タブレットで個人学習に使う動画教材と、学校の LMS(学習管理システム)で成績管理まで行う eラーニングとでは、必要な設計も費用もまるで変わります。デジタル教材の発注が紙と最も違うのは、「何を作るか」の前に「使い方」を決める必要がある点です。
逆に「とりあえずデジタルにしたい」という状態で発注すると、仕様が二転三転して費用も納期も膨らみがちです。このシリーズでは、発注検討者が押さえるべきポイントを6つの章に分けて解説します。
順番に読んでも、気になる章から読んでもかまいません。
かんたん診断
3つの質問で、
向いている教材形式がわかる
あくまで目安です。最終的な形式は、目的・環境・予算をもとに個別に検討します。
すべての質問に答えると、結果が表示されます。
あなたに向いていそうなのは
6つの章で分かる
デジタル教材の発注
種類選びから要件・費用・
発注先選びまで
- CHAPTER 01 デジタル教材の種類と選び方 動画・eラーニング・デジタル教科書・CBT・アプリなど主な種類と、目的別の選び方を整理。 どの形式が合うか知りたい方へ
- CHAPTER 02 発注前に決めておくこと 目的・対象・配信環境・端末・運用体制など、発注前に固めておきたい要件を6項目で解説。 要件を整理したい方へ
- CHAPTER 03 制作の7工程 企画・設計から開発・検証・納品・公開まで、デジタル教材制作7工程と発注者がやることを解説。 制作の全体像を知りたい方へ
- CHAPTER 04 費用・料金の考え方 費用は「機能×分量×作り込み」で決まる。見積りの読み方、納期の目安、費用を抑えるコツを解説。 予算とスケジュールの目安が欲しい方へ
- CHAPTER 05 制作会社の選び方 教材専門か・開発体制・運用保守・実績など、デジタル教材の外注先選びで確認すべき5つの視点。 発注先を検討している方へ
- CHAPTER 06 よくある質問 費用・納期・LMS連携・既存教材のデジタル化・保守運用・著作権など、よくある質問12問に回答。 個別の疑問をすぐ解消したい方へ
デジタル教材の用語集
各章で出てくる専門用語を
やさしく解説
- LMS(学習管理システム)
- Learning Management System。教材の配信や、誰がどこまで学習したか(進捗・成績)を管理する仕組み。学校や企業でのeラーニング配信に使われます。
- SCORM(スコーム)
- 教材とLMSをつなぐ国際規格。SCORMに対応していれば、作った教材を多くのLMSに載せて学習履歴をやり取りできます。
- eラーニング
- PC・タブレットなどを使い、ネット経由で学ぶ学習形態。動画・テキスト・問題を組み合わせ、学習履歴を管理できるのが特徴です。
- CBT
- Computer Based Testing。コンピュータ上で出題・解答・採点を行う試験方式。自動採点やランダム出題ができます。
- デジタル教科書
- 紙の教科書・教材をデジタル化したもの。書き込み・音声読み上げ・文字拡大など、デジタルならではの機能を加えられます。
- オーサリングツール
- プログラミングをせずにeラーニング教材を作成できる制作ソフト。制作の効率や、あとから内容を更新できるかに関わります。
- アクセシビリティ(UD)
- 年齢や障害の有無にかかわらず、誰もが使えるようにする配慮。読み上げ対応や色・文字サイズの工夫など。教育教材では特に重視されます。
この解説について
紙もデジタルも作る制作会社が、
実務目線で書いています
執筆・監修
株式会社エデュコン
映像授業・eラーニング・デジタル教科書・CBT・学習アプリを、学習設計から開発・運用まで一貫して手がける教育コンテンツ制作会社です。本シリーズは、日々デジタル教材をつくっている現場の実務知識をもとに執筆しています。
- 教育ITコンテンツ 300社以上・教育映像 年3,000本以上の実績
- 学習設計・映像制作・システム開発を社内で横断
- 紙・映像・デジタルをワンストップで制作
※ 会社の沿革・代表者情報はコーポレートサイト (educon.co.jp)をご覧ください。



