音声・リスニング教材の
発注方法
試験のリスニング音源、単語・本文の読み上げ、会話スキット、解説ナレーション——。教材の音声は種類も作法もさまざまで、発注のしかたも一般的なナレーション依頼とは少し異なります。
このページは、音声・リスニング教材の制作を初めて外注する方のための入口です。音源の種類から要件整理・費用・依頼先の選び方まで、6つの章で体系的に解説します。
音声の発注は
「どう使われる音か」から始まる
音声教材の発注は、
「録ってもらう」より先に「どう使われる音か」を決める。用途が決まるほど、話者選びも収録設計も見積りも正確になります
同じ「音声」でも、入試のリスニング音源と、アプリの解説ナレーションとでは、求められる話者も収録の作法も費用もまるで違います。教材音声が一般的なナレーション制作と最も違うのは、「試験の作法(話速・ポーズ・リピート)」や「教材本体との対応」まで含めて設計しないと使えない音源になる点です。
逆に「いい感じに読んでください」という状態で発注すると、話速が学習者に合わない・教材と音源の対応が取れないなど、録り直しにつながりがちです。このシリーズでは、発注検討者が押さえるべきポイントを6つの章に分けて解説します。
順番に読んでも、気になる章から読んでもかまいません。
かんたん診断
3つの質問で、
必要な音源の種類がわかる
あくまで目安です。実際の教材では複数の種類を組み合わせることも一般的です。
すべての質問に答えると、結果が表示されます。
あなたに必要なのは
6つの章で分かる
音声教材の発注
音源の種類から要件・費用・
依頼先選びまで
- CHAPTER 01 音声教材の種類と選び方 試験リスニング音源・朗読/単語読み上げ・会話/スキット・解説ナレーション・合成音声など主な種類と、目的別の選び方を整理。 どんな音源が必要か知りたい方へ
- CHAPTER 02 発注前に決めておくこと 用途と教材との対応・分量・話者・話速とトーン・スクリプトの状態・データ仕様と利用範囲など、発注前に固めたい6項目を解説。 何を準備すればいいか知りたい方へ
- CHAPTER 03 制作の7工程 スクリプト整備・ネイティブチェックからキャスティング・収録・編集・検収まで、音声制作の7工程と発注者の役割を解説。 制作の全体像を知りたい方へ
- CHAPTER 04 費用・料金の考え方 費用は「分量 × 話者 × 付帯業務」で決まる。見積りの読み方と、利用範囲の費用、費用を抑えるコツを解説。 予算とスケジュールの目安が欲しい方へ
- CHAPTER 05 依頼先の選び方 教育音源の実績、話者のキャスティング力、スクリプトのチェック体制、編集・データ仕様、権利処理まで、依頼先選びの5つの視点。 発注先を検討している方へ
- CHAPTER 06 よくある質問 費用・納期・話者の選び方・話速の指定・リテイク・機密保持・利用範囲・合成音声など、よくある質問に回答。 個別の疑問をすぐ解消したい方へ
音声教材制作の用語集
各章で出てくる専門用語を
やさしく解説
- 話速(WPM)
- 1分あたりの語数(Words Per Minute)で表す読みの速さ。学年・級のレベルに合わせて指定します。試験音源では本番の実施要領に合わせることが重要です。
- ポーズ・リピート
- 設問間の無音(ポーズ)や繰り返し読み(リピート)のこと。リスニング試験の音源では、この「試験の作法」の設計が品質の核になります。
- キャスティング
- 用途に合う話者(ネイティブ・日本人ナレーター)を選ぶこと。ボイスサンプルを聞き比べて決めるのが一般的です。
- スタジオ収録と宅録
- 防音スタジオでディレクション付きで録る方法と、話者が自宅環境で録る方法。品質・立ち会い・費用が変わります。試験音源はスタジオ収録が基本です。
- ネイティブチェック
- 収録前にスクリプトの英文をネイティブ話者・専門家が確認すること。不自然な表現や読みにくい文を収録前に潰すことで、録り直しを防ぎます。
- 尺(分数)
- 音源の長さ。見積りの基本単位で、完成尺(編集後の長さ)と収録時間は異なります。スクリプトの語数から概算できます。
- データ仕様
- ファイル形式(WAV/MP3)・サンプリングレート・トラック分割・ファイル名規則など納品データの取り決め。CDプレス・アプリ・LMSなど使用先で要件が変わります。
この解説について
教育の音声教材を作り続ける制作会社が、
実務目線で書いています
執筆・監修
株式会社エデュコン
英語リスニング教材・試験音源・ナレーションを、スクリプトのネイティブチェックからキャスティング・収録・編集・検収まで一貫して手がける教育コンテンツ制作会社です。教材本体の編集と一体で進めるため、「教材と音源の対応」まで含めて設計できます。本シリーズは、その現場の実務知識をもとに執筆しています。
- 学習教材 取引500社以上・教育ITコンテンツ 300社以上の実績
- ネイティブ話者のキャスティングと試験音源の作法に対応
- 教材本体の編集・組版と一体で音源のトラック設計まで対応
※ 会社の沿革・代表者情報はコーポレートサイト (educon.co.jp)をご覧ください。



