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オンデマンド印刷とオフセット印刷

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オンデマンド印刷とオフセット印刷

印刷データを入稿する際に「オンデマンド印刷」か「オフセット印刷」か、どちらの印刷方法にするか選択する必要があります。印刷の目的や条件によって、オンデマンド印刷とオフセット印刷を適切に選択することが重要です。その際は、１）印刷部数　２）仕上がり品質　３）納期　の観点から最適な方式を選ぶとよいでしょう。

●オンデマンド印刷
・デジタル技術: オンデマンド印刷はデジタル技術を使用し、印刷データを直接印刷機に送ります。（製版不要）
・少部数対応: 少部数の印刷に適しており、1部からでも印刷が可能です。初期コストが低く、必要な分だけ印刷できるため、無駄が少ないです。
・短納期: デジタルデータを直接印刷するため、納期が短く、迅速に対応できます。
・カスタマイズ: 各ページごとに異なる内容を印刷するバリアブルデータ印刷が可能です。例えば、個別に異なる名前や住所を印刷することができます。

利用例
・名刺やはがき、チラシなどの小ロット印刷
・必要な時に、必要な枚数（数百部以下の小ロット）を印刷したい
・在庫を抱えず多種類の印刷物を作成したい

●オフセット印刷
・高品質: オフセット印刷は、画像や文字の細部まで高品質に再現可能です。特に大量印刷において高い品質を維持できます。
・大量印刷対応: 大量印刷に適しており、単価が安くなります。初期コストは高いですが、大量に印刷する場合はコスト効率が良いです。
・色の再現性: CMYK以外の特色（DICカラー）や、用紙や発色にこだわる際に適しています。

利用例
・書籍や雑誌、カタログなどの大量印刷物
・高品質なパンフレット
・大部数（1000部以上）のチラシ印刷をコストを抑えて行いたい。