TOP
学習教材制作
映像制作
デジタル教育コンテンツ制作
ご検討サポート
業種別サービス
制作フロー
料金ガイド
お役立ち情報

お電話でのお問い合わせ

03-6447-5524

受付時間:平日 10:00〜18:00

コラム

デジタル教科書の「効果」は?──文部科学省の大規模実証研究でわかったこと

カテゴリ

小学生向け教材コラム
中学生向け教材コラム

デジタル教科書は、実際のところ学びにどんな効果があるのか――。文部科学省が令和7年度の実証研究事業の成果を公表し、全国の小・中学校を対象とした大規模アンケートの結果から、その効果と課題が数字で見えてきました。本コラムでは、調査からわかった主なポイントを、教材制作の視点も交えて整理します。

どんな調査なのか

今回の実証研究は、全国の小・中学校の教員と児童生徒を対象に、デジタル教科書が学びに与える効果・影響を定量的・定性的に把握しようとするものです。児童生徒・教員あわせて数万人規模の回答をもとに、過去数年分との経年比較も行われました。「研修」「授業改善」「大規模アンケート」の3つの調査からなり、本コラムでは主にアンケート結果の要点を取り上げます。

はじめての教材制作もまずはお気軽にご相談ください

はじめての教材制作も
まずはお気軽に
ご相談ください

制作事例・料金表を無料でチェック

制作事例・料金表を無料でチェック

過去の事例や制作フローを
パンフレットで紹介しています

過去の事例や制作フローを
パンフレットで紹介

資料ダウンロード
見積もり・納期を無料で相談

見積もり・納期を無料で相談

オンラインで打合せをしながら
予算に応じたご提案をいたします

オンラインでの打合せや
予算に応じたご提案なら

無料相談申し込み

授業での活用が着実に定着してきた

まず見えてきたのは、デジタル教科書が日常の授業に根づいてきたことです。

使用頻度は年々上昇

教師が授業でデジタル教科書を使う頻度は年々高まり、「4回に1回以上の授業で使用している」割合は約7割に達しました。一過性の試用ではなく、日常的な道具として定着しつつあることがうかがえます。

使い慣れるほど活用が広がる

使用歴が長い教師ほど、デジタル教科書の使用頻度が高く、学習支援ソフトと組み合わせる活用も増える傾向が見られました。慣れによって、協働的な学びの場面など、活用の幅が広がっていくと考えられます。

「授業改善」への効果(教師の実感)

調査では、デジタル教科書が授業をどう変えたかについて、教師の実感が数字で示されています。

約66%が授業改善の効果を実感

「紙の教科書だけではできなかった、またはしにくかった授業展開や工夫が可能になった」と答えた教師は約66%にのぼりました。多くの現場で、授業の質を高める手応えが得られていることがわかります。

効果を感じる場面

とくに多かったのが「学習内容を視覚的に確認する場面」で、約55%が挙げています。続いて「図表や文章に線を引いたり印をつけたりしながら比較して理解を深める場面」(約39%)、「課題解決に向けて情報収集や試行錯誤をして考えを形成する場面」(約36%)など、見て・操作して理解を深める使い方が支持されています。

児童生徒の学びへの好影響

児童生徒側の回答からも、前向きな傾向が読み取れます。デジタル教科書を授業で「いつも使う」グループは、あまり使わないグループに比べて、「授業の内容がよく分かっている」「課題の解決に向けて自分で考え、自分から取り組んでいる」と答える割合が高くなっていました。たとえば中学生では、「いつも使う」層の約6割が「内容がよく分かる」「自分から取り組んでいる」と肯定的に回答しています。授業展開の変化を通じて、内容理解や主体的な学びを後押ししている側面があると考えられます。

紙との「使い分け」も見えてきた

注目したいのは、紙の教科書が引き続き選ばれている場面も明確になったことです。教師が紙を使い続ける場面として最も多かったのは「教科書に書き込んだり、書き込んだことをもとに学習の足跡を見直したりする場面」(約53%)で、「学習したことを振り返る場面」(約37%)も多く挙がりました。デジタルは視覚化や操作、紙は書き込みや振り返り――というように、それぞれの強みを生かす使い分けが現場で根づきつつあります。

残る課題は「改善傾向」

一方で、課題も率直に把握されています。ただし全体としては改善の方向にあります。

「課題は特にない」が増加、情報不足は減少

「課題は特にない」と答えた教師の割合は微増傾向にあり、「効果的な活用方法についての情報が不足している」と答えた割合は減り続けています(数年前の約48%から約32%へ)。活用のノウハウが現場に広がってきたことを示します。

それでも残る課題

残る主な課題は、ユーザーIDやパスワードの設定といった初期準備の負担(約42%)や、フリーズ・ログインの手間・ページめくりの遅さなど操作性に関するもの(約38%)です。学びの中身よりも、使い始めや動作の快適さが今後の改善点といえます。

健康面はむしろ改善

心配されがちな健康面については、前年と比べて「授業中の姿勢」や「目と教科書の距離」に注意できていた児童生徒の割合が増えていました。使い方の指導が浸透し、適切に付き合う習慣が育ってきていることがうかがえます。

教材制作・学校現場への示唆

これらの結果は、教材をつくる側・使う側へのヒントに満ちています。

効果が出る使い方を支える設計

効果を感じる場面が「視覚的な確認」「書き込み・比較」「試行錯誤」に集まっていることは、教材設計の指針になります。動かせる図、書き込みやすさ、考える過程を支える仕掛けを、最初から織り込むことが重要です。

紙とデジタルの役割を踏まえる

紙が「書き込みと振り返り」で選ばれている事実は、デジタルへの一律置き換えではなく、役割分担を前提とした設計の大切さを示しています。

操作性と研修が活用を左右する

残る課題が操作性に集中している以上、安定して軽快に動くことは品質の一部です。また、体験型の研修を受けた教師ほど活用が進む傾向もあり、使い方を共有する仕組みづくりも効果を引き出す鍵になります。

まとめ

文部科学省の大規模実証研究は、デジタル教科書が授業改善や主体的な学びに寄与しつつあること、そして紙との使い分けが現場で根づいていることを、数字で示しました。課題は残るものの、その多くは改善傾向にあります。これからの教材づくりに求められるのは、「効果が出る使い方」を支える設計と、紙・デジタルそれぞれの強みを生かす発想です。エデュコンは、こうしたエビデンスを踏まえた教材制作を通じて、これからの学びを支えていきます。

はじめての教材制作もまずはお気軽にご相談ください

はじめての教材制作も
まずはお気軽に
ご相談ください

制作事例・料金表を無料でチェック

制作事例・料金表を無料でチェック

過去の事例や制作フローを
パンフレットで紹介しています

過去の事例や制作フローを
パンフレットで紹介

資料ダウンロード
見積もり・納期を無料で相談

見積もり・納期を無料で相談

オンラインで打合せをしながら
予算に応じたご提案をいたします

オンラインでの打合せや
予算に応じたご提案なら

無料相談申し込み

記事をシェアする

この記事を書いた人 / 監修

エデュコン教材制作チーム

エデュコン教材制作チーム

創業以来、500社以上の教育機関様の教材制作を支援。
教育・IT・編集のプロフェッショナルが集まる専門チームが記事を監修しています。

前の記事

デジタル教科書が正式な「教科書」に──2026年法改正のポイントと教育現場・教材制作への影響を徹底解説

一覧へ

資料ダウンロード

エデュコンのサービスがよくわかるパンフレットをはじめ、検討時に役立つチェックシートや資料も今すぐダウンロードいただけます。

資料一覧を見る
資料一覧を見る
教育業界に特化した制作実績は500社以上!まずはお気軽にご相談ください

教育業界に特化した
制作実績は500社以上!
まずはお気軽にご相談ください

お役立ち資料ダウンロード

サービスの詳細を
今すぐ知りたいなら

エデュコンの多様なサービスの詳細や制作事例がよくわかるパンフレットを無料でダウンロードいただけます。 また、検討時に役立つ各種チェックシートもご利用ください。

エデュコンの事業内容や制作事例がよくわかるパンフレットをはじめ、依頼検討時に役立つ各種チェックシートを無料でダウンロードいただけます。

今すぐ無料でダウンロード
お役立ち資料ダウンロード お役立ち資料ダウンロード
今すぐ無料でダウンロード