費用・料金の考え方
「模試・テストの制作はいくらかかるのか」は、発注検討で最初に気になる点です。
一律の定価はありませんが、費用の決まり方には明確なロジックがあります。見積りを読み比べ、予算に合わせて調整できるようになります。
この章でわかること
- 費用が「科目・問題数 × 作問の専門性 × 付帯業務」で決まる仕組み
- 「制作費」と「実施ごとの費用」の違い
- 費用を抑える 3 つのコツ
費用はどう決まるか
「科目・問題数 × 専門性 × 付帯業務」で考える
科目・問題数どれだけ作るか × 専門性どんな問題か × 付帯業務どこまで任せるか
- 科目・問題数 教科数 × 回数 × 1回あたりの問題数。最も基本的な変数
- 専門性 記述式・思考力問題・適性検査型・入試レベルの難易度設計ほど、作問と検証に工数がかかる
- 付帯業務 監修・図版・組版・印刷、著作権処理、採点・成績処理、CBTデータ化など
つまり「1本いくら」ではなく、測りたいものと任せる範囲で大きく変わるのが実態です。だからこそ、工程・付帯業務ごとの内訳が示される見積りを選ぶことが重要になります。
制作費と「実施ごとの費用」
制作費
出題設計・作問・検証・校正・組版にかかる1回分の制作の費用。
実施ごとの費用
印刷・採点・成績処理・成績表の作成など、実施のたびに発生する費用。受験者数で変動します。
年間・シリーズの総額で比べる
模試・テストは年間シリーズで実施することが多く、制作費と実施ごとの費用を分けて、年間の総額で判断すると失敗しません。仕様が固まる前でも、教科数・回数・受験者数の目安が伝われば概算は出せます。目安を今すぐ知りたい方は模擬試験制作シミュレーターもご利用いただけます。
費用を抑える 3 つのコツ
01
TIPS
範囲と形式を絞る
「あれも測りたい」を削り、目的に直結する範囲・形式にする。第2章の要件整理が効きます。
02
TIPS
年間でまとめて依頼する
同一シリーズを回ごとに別発注せず年間で依頼すると、設計・体裁を共通化でき1回あたりが下がります。
03
TIPS
既存問題を活かす
手元の過去問題・自社問題を素材として使う(利用許諾の確認は必要)。ゼロから作らない。
見積り依頼前チェックリスト
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これらが伝わるほど、概算の精度が上がり見積りを読み比べやすくなります。すべて確定していなくてもOKです。
すべてチェックできました。発注・相談の準備は万全です。



