模試・テストの制作7工程
テストは、問題を書けば完成、というものではありません。
制作の流れを 7 つの工程に分け、各工程で何が行われ、発注者は何をするのかを解説します。
この章でわかること
- 出題設計から納品・実施までの制作 7 工程
- 各工程で発注者がやること
- テスト制作ならではの「解答検証」「機密管理」の工程
テスト制作の 7 工程
要件定義・ヒアリング
目的・対象・範囲・形式・実施方法・実施日を整理し、仕様を固めます。機密保持契約(NDA)の締結もこの段階で行います。
目的・対象・実施日を伝える。準拠カリキュラムや過去の実施実績があれば共有。
出題設計
出題範囲の配分・大問構成・配点・ねらう難易度(正答率)を設計します。テストの品質はこの設計図でほぼ決まります。
出題方針・構成案の確認と承認。
作問・執筆
設計に沿って問題・解答・解説を執筆します。教科の専門知識と、類題・過去問との重複チェックが求められる工程です。
基本は待ち。中間確認があれば内容チェック。
解答検証・監修
別の専門家が実際に解いて、正答・別解・配点・難易度を検証します(解き直し・多重チェック)。テストの信頼性を支える工程です。
監修者がいる場合は内容監修。
校正・校閲
誤字脱字・表記統一・図版の誤りを複数回チェックします。テストは1問のミスが実施事故につながるため、教材以上に厳密に行います。
最終原稿の確認・承認。
組版・図版制作/データ化
冊子・解答用紙の組版と図版制作、印刷用データの作成。CBTの場合は問題のデータ入力・タグ付けを行います。
体裁見本の確認。CBTはシステム仕様の共有。
納品・実施(採点・成績処理)
印刷データや問題データを納品します。実施後の採点、偏差値・判定などの成績処理、成績表の作成まで請け負う場合もあります。
実施・答案回収。成績処理を依頼する場合は答案データの受け渡し。
工程を知っていると
何が変わるか
見積りが
読めるようになる
工程ごとの内訳(設計費・作問費・検証費・組版費・成績処理費)の意味がわかり、複数社の見積りを比較できます。
実施日から
逆算できる
検証・校正に必要な期間がわかり、実施日から逆算した無理のない発注時期を判断できます。
どこから頼むか
選べる
問題原稿が既にあるなら検証・校正以降だけ、ゼロからなら設計から、と部分発注の判断ができます。
この章は「制作の中身(7工程)」の解説です。お問い合わせから納品までの全体的なご依頼の流れは 制作フロー をご覧ください。



