制作の流れと
発注者がやること
研修動画の制作は7つの工程で進みます。制作会社に任せられる部分と、
発注側の判断が必要なタイミングをあらかじめ知っておくと、社内調整も含めてスムーズに進められます。
この章でわかること
- 企画から納品・LMS掲載までの7工程
- 各工程で発注者が判断・準備すること
- スケジュールの考え方(どこに時間がかかるか)
制作の7工程
目的・対象者・素材・予算を共有し、形式と進め方の提案を受ける。発注者がやること: 第2章の8項目を伝える。
研修全体を何本に分け、各本で何を伝えるかの設計図を作る。やること: 構成案のレビュー(内容の抜け漏れ確認)。
ナレーション原稿・字幕・画面構成を確定する。社内資料からの台本起こしは制作側で対応可能。やること: 用語・表現の社内チェック。
スタジオまたは出張での撮影、ナレーション収録。スライド動画型なら撮影は不要。やること: 出演者の日程調整(立ち会いも可能)。
カット編集・テロップ・図解・BGM・整音。学習効果を左右する工程。やること: 特になし(完成を待つ)。
試写版を確認し、修正指示を出す。やること: 関係部署も含めたレビュー。修正指示はまとめて出すと早い。
MP4やSCORM/xAPI準拠データで納品。確認テストを付ける場合はこの段階で組み込む。やること: LMSでの動作確認・公開設定。
スケジュールの考え方
期間は形式と本数で変わりますが、時間がかかるのは実は②③(企画・台本)と⑥(社内確認)です。撮影・編集そのものより、「内容を確定させる」工程と「社内の確認を回す」工程がボトルネックになりがちです。
納期から逆算する
「新人研修の4月に間に合わせたい」など使う時期が決まっている場合は、社内確認の回数と関係者を先に決めておくと遅延を防げます。撮影を伴う場合は出演者の日程も早めに押さえましょう。急ぎの場合は、撮影不要のスライド動画型から先に作って段階公開する方法もあります。



