発注前に決めておくこと
すべてを固めてから相談する必要はありませんが、この章の8項目が整理されているほど見積りの精度が上がり、
制作もスムーズに進みます。社内素材の棚卸しが特に効きます。
この章でわかること
- 見積りの精度を上げる8つの整理項目
- 費用を大きく左右する「社内素材の棚卸し」のやり方
- 相談前のチェックリスト
整理しておきたい8項目
- ① 目的とゴール 視聴後に「何ができる状態」にしたいか。ゴールが具体的なほど構成がぶれない
- ② 対象者 新人か全社員か、前提知識はどの程度か。語り口・用語の深さが変わる
- ③ 視聴環境 PCかスマホか、既存LMSはあるか、社内ネットワークの制約はあるか
- ④ 本数と尺 1本を短く分ける(5〜10分のマイクロラーニング)と完走率が上がる。総尺の目安があると概算しやすい
- ⑤ 社内素材 既存のスライド・規程・マニュアル・過去の録画。活かせる素材の量で費用が大きく変わる
- ⑥ 出演者・ナレーション 社員が出演するか、プロのナレーターに任せるか、出演なし(スライド・アニメ)で作るか
- ⑦ 納品形式 MP4のみか、SCORM/xAPI準拠のeラーニングデータか、字幕・多言語版は必要か
- ⑧ 公開後の運用 制度改定・手順変更でどのくらい更新が発生しそうか。更新前提なら更新しやすい作りにする
費用を左右する「社内素材の棚卸し」
研修動画はゼロから作るほど高く、素材を活かすほど安くなります。発注前に「使えるもの」を洗い出しておくと、見積りの段階で最適な作り方を提案してもらえます。
研修スライド
スライド動画型の土台になる最重要素材。構成のリライトやデザイン調整は制作側で対応できるので、完成度は問わない。
規程・業務マニュアル
台本の原案になる。文書のままでは読まれない内容こそ動画化の効果が大きい。
過去の研修録画・写真
セミナー収録型の素材や、挿入カットとして再利用できる。画質が低くても使い道はある。
社外秘の内容を含む場合
規程や業務手順は社外秘を含むことが多いですが、秘密保持契約(NDA)を結んだうえで制作を進めるのが一般的です。素材の受け渡し方法・保管・返却まで、発注時に取り決めておくと安心です。
相談前チェックリスト
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すべて確定していなくてもOKです。埋まっているほど、初回の打ち合わせから具体的な提案と概算が受けられます。
すべてチェックできました。発注・相談の準備は万全です。



