制作会社の選び方
研修動画の依頼先には、映像制作会社・教育系の制作会社・eラーニングベンダーなどの選択肢があります。
どこに頼むかで「きれいな動画」で終わるか「学べる動画」になるかが分かれます。確認すべき5つの視点を解説します。
この章でわかること
- 映像制作会社と教育系制作会社の違い
- 依頼先を見極める5つの確認点
- 相見積りで比べるべきポイント
依頼先による違い
撮影・編集のクオリティが強み。PR動画やブランドムービーが主戦場のため、「教える構成」や確認テスト・LMS対応は範囲外のことが多い。
LMSと既製講座が強み。自社専用のオリジナル教材を作り込む部分は外部委託になっている場合がある。
「教える構成」を設計してから映像化するのが強み。台本・図解・確認テスト・SCORM対応まで一体で作れる。研修を学習コンテンツとして設計したい場合に向く。
依頼先を見極める 5 つの確認点
教育コンテンツの実績
研修・教材の制作実績があるか。「見せる動画」と「学べる動画」は設計が違います。
構成・台本から任せられるか
素材の資料から台本を起こせるか。「台本は支給してください」だと社内負担が重くなります。
撮影体制
スタジオを持っているか、出張撮影に対応できるか。外部スタジオ手配だと費用と調整が増えます。
LMS・SCORM対応力
SCORM/xAPI準拠データでの納品、確認テストの作問、LMSが無い場合の提案まで話せるか。
秘密保持と継続体制
NDA対応と、改定時の更新・シリーズ量産に付き合える体制か。研修動画は作って終わりになりません。
相見積りで比べるポイント
相見積りは総額ではなく「内訳と範囲」で比べるのが鉄則です。台本起こしは含まれているか、修正は何回までか、納品形式は何か(MP4のみかSCORM対応か)、確認テストは範囲内か。同じ「研修動画一式」でも範囲が違えば総額は比べられません。
安さの理由を確認する
極端に安い見積りは、台本支給前提・修正回数の少なさ・テンプレートへの流し込みなど、どこかで社内負担が増える構造になっていることがあります。「安い=社内でやることが多い」の可能性を確認しましょう。



